この記事は
ネコが天寿を全うするために行いたい
毎日の健康チェックとしてお役立て下さい。
Contents
標準体重を把握する
ロイヤルカナンなどのフード類の裏側に
個体差別の1日の摂取量が書かれているので
参考にしてください。
基本的にオスのほうが大きい
・エル(オス)5歳時 5・0kg
・ルナ(メス)3歳時 3・5kg
トイレの回数(1日あたり)
・大 1~3回
・小 2~4回
毎日トイレを掃除してその質も確認する
・大の大きさ・長さ・色・柔らかさ・におい
・小の量・色・におい等
もし大の色が緑の場合は消化不良を起こしています
赤や黒の場合は血液の色で
黒い場合は腸から遠い胃や食道
赤い場合は腸から近い場所からの出血があります。
上記の場合は早急に動物病院で連れて行ってあげて下さい。
ちなみに小の回数は
オスは回数を多くして量を少なく
メスは回数を少なくして量を多くする傾向があります。
水を飲む量(1日あたり)
水は1日概ね200ml必要
ただしウエットフードにも水分が含まれているため
それを考慮してください。
吐いたり下痢をしている場合は
水分を吸収できずに体外へ出て行ってしまっているので
200㎖以上飲んでいたとしても注意が必要です。
ネコによって流れている水・ぬるま湯・冷水が良いといった好みがあるので
一番飲みやすい水を用意してあげて下さい。
またミネラルウォーターや浄水器を通した水は
ネコにとってミネラルの摂取過剰となりますので
水道水が良いとされています。
脱水はネコにとって空腹以上の苦痛となります。
脱水かどうかは首の部分
母ネコが子ネコを運ぶときに噛みついている部分を
つねってみてその戻り具合を見ます。
・正常の場合はすぐに戻る
・脱水の場合は戻りが鈍い
脱水の場合は動物病院へ連れて行き
皮下点滴をさせてあげるべきです。
ルナの闘病中は毎日水分補給のための皮下点滴と
流動食と吐き気止めの注射をしていました。
点滴後は病気での苦しみはあったものの
だいぶ体調が上向いていました。
やはりネコにとって脱水は耐えられないほど苦痛のようです。
体温
ネコの体温は38~39℃
子ネコはそれより少し高く老ネコはそれより少し低くなります。
・微熱 39~39・5℃
・熱がある 39・5~40・5℃
・高熱 40・5℃以上
体温計があればお尻で測定します。
肉球や耳などの被毛の少ない部位を触って
熱いと感じたら熱があるのですぐに病院へ連れて行ってあげて下さい。
脈拍・心拍数(1分間あたり)
・脈拍数は130~160回
・心拍数は100~130回
ネコが寝ているときに胸に耳を当てるか
聴診器で測定します。
呼吸数(1分間あたり)
・15~40回
ネコが寝ているときにお腹のふくらみを見ます。
深くしっかりとした呼吸が理想です。
浅く早いような呼吸の場合は具合が悪い状態です。
ルナが亡くなる1か月ほど前から
ぐったりとして明らかに呼吸が浅く早い状態になりました。
それを見てAmazonで酸素発生機を購入し
自宅では呼吸が良くなるようにと酸素ハウスを
作ってあげた事を今でも覚えています。
部屋の温度
部屋の温度は28度前後
人間にとって少し暑いぐらいが
ネコにとってはちょうど良い温度です。
冷房の効きすぎ、暖房の効きすぎとならいように
温度調節してあげましょう。
特に真夏日の外出時は
締め切りの部屋の温度は
外の気温以上に上がってしまうので
ネコの避暑地を用意するか
エアコンのタイマーを利用して乗り切りましょう。
その他
・トイレに入る時間やしぐさの確認
・ごはんの食べ方・食べ散らかしを確認
・毎日のスキンシップでしこり等がないか確認
・歩き方で怪我などがないか確認
・髭や目の黒めの大きさが左右対称か確認
・歯磨きなどで口の中を確認